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永野の風穴(かざあな)

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はんの正信堂 徳永です。 笑顔 笑顔 笑顔

 

「暑さ寒さも彼岸まで・・・。」と言いますが、雑誌で見つけた ≪納涼スポット≫ へ行ってきました

 

佐賀県武雄市若木町、

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「永野の風穴(かざあな)です。

 

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【永野公民館】前のスペースが、車3〜4台分の駐車場があります。

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お地蔵さん(?)が迎えてくれます。

 

彼岸花が咲いて、

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のどかな山村風景ですが、

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無人の家屋が多いみたいです。

 

第一村人発見!!!

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そのおばさんが、「ようこそいらっしゃいました。気を付けて行ってきてください。」と声をかけてくださいました。

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ここからは、軽トラがやっと通りそうな上り坂。

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栗の実がなっていて、「あー、秋だな〜。」

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振り返ると山谷の最深部だとわかります。

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舗装路が途切れると石段が現れました。

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この日は≪真夏日≫

日ごろの運動不足も手伝て、すでに汗だくです。(笑) 

登り口にあった≪杖≫をお借りすることにしました。

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ゴロゴロとした石が現れます。

 

風穴まで40m。

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ここからの道はさらに険しくなります。

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30分ほどで≪風穴≫到着!!!

入口の上には巨大な一枚岩。両脇はきれいに石組みがされています。

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前に立つと中から冷たい空気が流れてきます。

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中は真っ暗!

 

入口においてある懐中電灯をお借りして中に入ってみました。

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「おーーー!涼し〜ィ!!!」

先ほどまで掻いた大量の汗がどんどんと冷やされていきます。

人が20人程入れそうな広い空間になっていて、内部も。

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温度計は11℃を指しています。外との気温差20℃以上!

 

ライトを天井に向けると、

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【コウモリ】がいました。

 

なんとも不思議な建造物(?)です。

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無事下山してくると、前出のおばさんのご主人らしきおじさんが、「お疲れ様でしたー。どちらからいらっしゃいましたか?」と声をかけてくださいました。

なんでもこのお方、この≪風穴≫の保存会の会長さんらしく、わかっていない部分も含めて詳しくお話をしてくださいました。

 

お話によると・・・、昭和初期にはこの風穴で養蚕もしていたようです。
保存会では、今後調査を進めていくとのことですが・・・、

今のところ、
▼お殿様の涼み場所
⇒ただし、このあたりは誰が統治したのかはっきりしていない。
▼天然の冷蔵庫・保管庫(夏は涼しく冬は暖かい)
⇒冬、降雪もあるこのあたりでは食料などの保管に利用していた?
などという説が有力だそうです。
プロの石工が作ったとされる石垣をはじめ、いまだに風穴の保存状態が保たれていることも、時の権力者・有力者がある程度の金と時間を費やしてそれなりのものを作らせたと考えて間違いないようです。

 

なんとも不思議な、

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「永野の風穴」でした。

 

帰り道に出会った、「案山子」

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(笑) (笑) (笑) (笑) (笑) (笑) (笑) (笑) (笑) (笑) 


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author:徳永和則, category:名所・旧跡, 06:54
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